君は『引力』を信じるか?
出会いは『重力』
映画、漫画、アニメ、いわゆる人間が想像しうるすべての創造物には『プロット』があり、結末が決定付けられている。
コントや、漫才でもそうだ。
ボケやネタ振りがあって、最後にはオチがきて終わる。
恋愛漫画でも、ヒロインと主人公が愛の告白をし、結ばれ、幸せなハッピーエンドで終わる。
漫才でずっとオチが来なければ?
ハッピーエンドで終わったはずの恋愛漫画がずっと続いてしまったら?
それは漫才ではなく、冗長な談笑で終わってしまう?談笑ですらない苦痛か?
ヒロインと主人公は喧嘩別れか、死に別れし、悲しい独り身人生を目撃することになるのか?
すべては作者の手の中で、頭の中で構築された運命に従って創造されている。
登場人物たちはこの『運命』に逆らうことはできない。
ジョジョ6部でも、出会いは『引力』といわれ、起こるべくして起きたような描写が見受けられた。
ウェザーや、リキエルのシーンが印象的だ。
だから、その。
6部の運命に抗おうとする?主人公たちが、すごく新鮮に映った。
それだけ。
失敬。