病院って病気や怪我を治すとこやろ。
つまり、病院が提供しているサービスっていうのは医療サービスなんや。
医療サービスっちゅうのは現物給付やろ?
刺された人がお医者さんからお金を処方された話とか聞いたことないしな。
その場で治療して直してもらうこと、そのものがサービスなんやな。
まぁこれはあくまでも原則や。例外的な金銭給付もあるで。
んで、みなはん病院で支払うとき、全額払っとる人はおるかいな?
おまへんがな。
せや、保険が適用されて3割負担でええっちゅう話やな。
この保険なんやけどな、どこの病院でもええっちゅうわけちゃうんねんな。
保険医療機関で、保険証を提示しなきゃ保険適用は成立しないんやで。
保険医療機関ちゅうのは、厚生労働大臣から保険診療をしてええでってお許しをもらった病院のことやな。
んで、支払金額はぜーんぶ政府が決めた診療報酬とか薬価の値段が適用されるんや。
この保険医療機関はお上が指定するもんやから、行政指導だとしても処分性を認める最高裁判例が出てるさかい、その点も要チェックやで!!!!!!!
話は戻すけど、病院やからって外科手術ばっかしておまへんがな。
診療治療以外にも、訪問看護、助産、鍼灸(しんきゅう)なんてことも医療サービスとして認められとるんやで。
んじゃあ、なんでもかんでも保険が適用されるかっちゅーとまた別の話や。
眼鏡とか補聴器とか、あとは歯の矯正とかは保険が適用されないねん。
あとは美容整形とか妊娠とか健康診断とかも同じく保険適用外なんや。
なんでやと思う?
これらは、「生命や健康に重大な影響を及ぼさないもの」や「審美的、軽微、他に価格の安い代替治療があるもの」、「病気ではないもの」に該当するからや!
逆に言えば、これらの逆が保険適用範囲内の要件っちゅーわけやな。
とりあえず、ひと段落。
お茶でも飲んでまったり休憩や♪