台風やっべぇっぞ
現在時刻午後19:31(JST)
台風19号接近中
ふと、近くに川があることに気づく。
行ってみようか。
いや、俺ってドジだから足踏み外したり強風にあおられて滑り落ち、そのまま死ぬかもしれんなぁ...と思いつつ防水装備に着替える。
登山用の良い靴を履いて紐を結んでいるときなんて、気分は特殊部隊。
いざ外へ。
風はそんなに?って感じ。
ちょっと強いくらい。
雨も暴風雨というよりは、少し多めに降ってるくらいで、当たってもそんなに痛くない。
それよりも川がすごかった。
ほんと、今まで大学に通うときに何げなく見てきた川じゃなかった。
あんなところに落っこちたら絶対死ぬってわかるくらい氾濫していた。
横幅もすごかったし、まず勢いが違った。
濁流、すべてを飲み込む勢い。
徒歩5分もないところにあんな川があったなんて。
停電状況も近くの市とかでも出ているようで。
断水、停電して、最後はあの川に飲み込まれて死んでしまうのだろうか。
そんな絶対的、超越的な存在、自然を感じながら写真を撮っていたら
車にちょくちょくライトで照らされて死ぬほど恥ずかしい思いをした。
死ぬほどは言い過ぎた。
まぁ恥ずかしかった。
だから車が嫌いなんだよ。強ぶるな!
そして、そろそろ帰ろうかな~って思いつつ音楽を聴きながら帰路に着いて居たら
私と同じように川の様子を伺いに来た人、数名と出くわした。
暗くてよくわからなかったが、男数名のグループが2、3組。
どう見ても、面白半分、肝試し感覚で来ていた。
その時、川の中州でキャンプをして忠告を無視してその場にとどまり、最後には濁流にのみ込まれたDQN家族の事件を思い出した。
俺は、あんな輩と同類だったのかと、心底嫌な気分になりながら
ニュースでよく報道されるアホと同じだったことを恥じる今に至る。
おわり。
☆今日の一曲☆