映画『セッション』
映画『セッション』を観ました。
結論から言えば面白かった。
以下ネタバレ中尉
序盤は、偉大な音楽家を目指して頑張る系の映画かと思ったら
まじで教授が怖いわ、怒鳴り散らかすわ、人が怒られる現場を直視させることで緊張感が常にあるわで非常にドキドキする内容だった。
序盤のフラストレーションから徐々に狂気じみていく感じが本当に胸が苦しくなる思いがして息苦しかった。
おもしれぇ~・・・
車でぶっ飛ばして事故った後血まみれでドラム叩くところとかもう狂気の沙汰。
異常。
教授もイカれてて面白かった。まじで血の滲む思いで努力する姿は、いわゆるサクセスストーリーなんてものではなく、ただただ苦痛で、辛いもの。
文字通り血を出しながら演奏させられるのは、みていて怖い。
でも、ジャズの曲は良いんだよなぁ。駅前の楽器屋でつい立ち止まっちゃったもん。「おお、セッションにでてきた楽器いっぱいあるやんw」ってニヤニヤしてた。
で、一番面白かったのが、ラスト約10分!!!!
いやーーーーーーーーーもう最高だったね。
浅い感想しかでないけど、今まで積もりに積もったフラストレーションが穏やかに解消されていったと思ったら、あのキ〇ガイ教授がやりやがるのよ。
主人公絶体絶命、「え!?なにない?!胸糞エンド!?ざけんなよぉ!?」と内心焦ったけど、そこはあのキ〇ガイ教授に死に物狂いで噛みついてきたキ〇ガイ学生の主人公。
やりやがったねぇ。
最高の返し。
結局この映画ってなんなの?誰か詳しい人に解説してほしいわ。
キ〇ガイvsキ〇ガイの戦争にしかみえなかった俺の浅はかさ。
いやーでも最近の中ではグーよ、グー。最後の部分だけ4.0/5.0点あげちゃう。前半中盤は割と人選ぶかも。ジャズだけ良かったから音楽映画としても良かったけど、退屈する人もいるかも。
おわり。