ザ・ストレス
教室
一番前の席。
居眠りしてたんかな?
田村っていう高校の先生が俺を注意
それでも、なんか態度が悪かったんかな。
田村が俺に難しい漢字の古語を板書して読むように指示。
諫めるみたいな字だった。
俺は答えられなかった。
こんなんもできないくせに居眠りとかしてんじゃねーよ、と言いたげ。
クラスも重い雰囲気。
それで俺は赤っ恥をかかされたとおもい不貞腐れて、さらに態度を悪化。
俺は普段そんな奴じゃなかったとは思うけど、そういうところあったんかなぁ、と今思うと。
普段暗い奴がイキがってキレてるのは、確かに変な雰囲気にする。
帰りの会も終わって、帰宅時に、掃除当番は教室の掃除をしていた。
俺は速攻で教室を出て、俺の親友がいる隣のクラスへ。
一分一秒でも会って、友人と俺に世界に逃げ込みたかった。
クラスでは恥をかかされた俺でも、友人とのバカ話の世界では何者でもなれたから。
靴箱とかがある下校口?みたいなところへ急いで向かう。
すると、掃除をしている教室で、田村が教壇の上で掃除しているやつを見張ってるのかと思ってたら、急に歌を歌いだした。
嵐とかV6とか、そこらへんのキショい曲。
俺は、一緒に歩いている親友に、俺が強いところをアピールしたくなって、一定程度教室から離れた時に、
『歌うなッ!!!!!!!!!!!!』
とでかい声をだした。
すると俺たちの前を歩いていた村岡と須田のグループがびっくりしたような雰囲気で、急いで駆け出して行った。
俺は急いで追いかけて靴箱の所で村岡に土下座しながら誤った。
ち、違うんだwwwwギャグだから!!wね!?ギャグだからwwwww、と
須田は『大統領みたいに...』とわけのわからんことを抜かしていた。
俺が不審者で、村岡が大統領、須田がシークレットサービスで、急いで村岡を守りながら下校口?まで護衛していた、みたいなニュアンスで言っていた。
くっそおもんな。
陰キャがデカい声出したり、ちょいキレになっても、完全にはキレられず、最終的にへこへこと謝るところが、最高に現実の自分とリンクしていて情けなくなった。
だからこれどういう意味やねん。